オーガニック野菜はじめ農産物のオーガニック関連の商品は日本でも多く手に入るようになりました。

海外では魚介類(魚や海藻など)もオーガニック認証が付いたものや、MSC認証ASC認証といったサステナブル(持続可能)な概念が広がっています。

 

海産物にもオーガニックの時代

野菜や果物であれば農薬や化学肥料を使わずに育てられるなどイメージが湧きますが、海のものはどういったルールがあるのか日本では概念が広がっていないのが現状です。

欧州のスーパーマーケットに行くと、現地のオーガニック認証のマークがついたサーモンや、ヘルシーブームで海藻もよく目にするようになりました。

まず基準を紹介する前にオーガニック海産物のメリットを紹介します。

養殖の現場では生産性を上げるために、例えば海苔が病気にならないように酸性の溶液に浸したり海に流したり、魚に抗生剤を多く投与する必要があり、こういった化学物質を私たちは知らないうちに体に入れていることになります。

日本でオーガニックのルール定める有機JASの規定に水産物は入っていないので、輸入されてきた海外のオーガニック認定の付いたオーガニック海産物や、国内産では「無酸処理」と明記された海藻や抗生物質ホルモン剤を投与していないこだわった魚介類を選ぶようにすることをおススメします。

魚ではないですが、最近では肉や卵ものびのび育てられた「平飼い」と呼ばれるものや、飼料も遺伝子組み換え作物抗生物質などを与えないものも日本でも増えてきているので魚介類もさらに盛り上がってほしいです。

オーガニック海産物の基準は認証団体で様々なのですが、例えばEUオーガニック委員Naturlandでは、放射能、化学的、細菌学的汚染や、家庭や工場からの排水汚染のないクリーンな水域かつ、生息環境が被害を受けないようサステナブル(持続可能)な収穫などを求めています。

人間の人体に影響を及ぼす化学的なものを製造過程で加えないということだけでなく、海と生き物の未来を考えている点が素晴らしいです。

MSC認証・ASC認証とは?

オーガニック以外で水産物に関連して認知が広がっているのが、天然の水産物に関するMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)や養殖に関するASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)です。

乱獲による水産物の絶滅を防ぐために適切な量を収穫しているか漁獲現場を監視したり、水産物の加工・流通の過程でも偽物が混ざらないようにチェックされます。

養殖現場では、養殖場による自然環境の破壊や過剰な薬物の投与を防いだり、養殖場から逃げ出した個体が外来生物として周りの生態系に影響を及ぼさないよう管理を徹底させる働きがあります。

写真のように、イギリス料理で有名なフィッシュ&チップスでもMSC認証の付いた魚を用いるレストランがあったり、日本でも大手スーパーマーケットのAEONもMSC認証やASC認証の水産物に積極的ですでに店頭に並ぶようになっています。

別名「海のエコラベル」とも呼ばれるこれらの認証や概念がオーガニックとともに、さらに認知が広がっていくといいですね。

 

安全な海産物を手に入れる

・オーガニック海藻 ダルス

NYの有名レストランやヨーロッパでも話題になっている栄養豊富な紅色海藻ダルスです。

アイルランド北西部の美しい海で手作業で収穫するAlgAran(アルガラン)社の海藻はEUのオーガニック認証ユーロリーフとアイルランドのオーガニック認証Organic Trustを獲得しています。

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<参考文献>

MSC認証

http://www.wwf.or.jp/activities/nature/cat1136/cat1143/

ASC認証

https://www.wwf.or.jp/activities/nature/cat1136/asc/

EUオーガニック委員Naturland

https://www.naturland.de/de/