エステなどで受けるフェイシャルマッサージは、日常の疲れから解放されるリラックス効果だけではなく、お肌にも嬉しい効果がいっぱい。

実はセルフでも簡単に出来るのです。

それにはマッサージオイルの選び方などちょっとしたコツがあります。

お肌はお手入れを丁寧にする程答えてくれますが、間違ったお手入れをしてしまうと逆にシミやたるみなど悪影響の原因となってしまう事もあります。

きちんとした知識を身につけることが大切です。

すぐに実践できるセルフフェイシャルマッサージについてご紹介します。

 

オイル選びについて 鉱物油と植物油の違い

セルフマッサージを行う際には、必ずオイルやクリームなどを使用します。素肌に直接触れてしまうと摩擦で逆に<乾燥>や<シミ>、乾燥からの<たるみ>や<シワ>の原因になってしまいます。

またオイルやクリームを使用し指を円滑に滑らせることで保湿効果やリラックス効果も得る事ができます。

しかしお店にいくとマッサージに使えるクリームやオイルがたくさん販売されていて、どんな物を使えばいいか迷ってしまいますよね。ここではマッサージオイルの種類と選び方をご紹介させて頂きます。

まずオイルには主に2種類、<鉱物油>と<植物油>があります。

この違いは原料で、<鉱物油>は炭化水素の一部といわれていて、

石油を蒸発させたときに残ったものに、お肌へ効果があると言われている化学物質や香りをつけた物になります。

お店やドラックストアなどでよくみるマッサージオイルやお化粧品オイルなどはこちらが原料のものが多いので、香りもパッケージもかわいらしいのに、お値段もお手頃なところが魅力です。

 

もうひとつは<植物油>です。

こちらは文字通り植物主体の無添加のピュアオイルです。一時期流行したココナッツオイルなど主に食用のものもあります。

こちらは植物をぎゅっと絞ってでてきたオイルです。

鉱物油に比べて、抽出量が少ないため価格が高いのがデメリットとなります。また酸化防止剤が入っていないため品質維持が難しく、消費期限が短く大体1.5〜2ヶ月で使い切るようにいわれています。

手にしにくく取扱いに注意もありますが、それでも口にもいれられるくらい安全で赤ちゃんでも使える植物油は毎日安心して使えるものであります。

また原料の植物によって栄養はことなりますが、<ビタミン>や<ミネラル>など人間の体内では作れないと言われているが必要な栄養素が含まれていて、肌への吸収率が高いのも特徴です。

そのようなことからお顔のマッサージには<植物油>を使用することがオススメです。

 

オイルマッサージの必要性について

とても怖い話なのですが美容やエステ業界では『女性は秋に1歳ふける』と言われています。

秋は夏の疲れや紫外線の影響が残り体調や身体にでてくる時期となるためです。

夏のお肌はテカリやすく、汗などで常に潤っている様に感じられますが、実は肌深部では紫外線により組織が傷つけられ、破壊されている上、室内での冷房により大切なお肌の水分が奪われてしまってインナードライという状況になっています。

秋になるとテカリや汗が無くなるため、乾燥やごわつきが表面化し、紫外線で受けたダメージも出てくる時期となります。更にこのまま冬を迎えてしまうと、乾燥や寒さでさらにお肌への悪影響が進み、その後迎える春には、花粉などの影響でお肌の状態がどんどん悪くなる一方なのです。

そのため、秋にお肌のケアをすることは必要不可欠となります。

 

オイルマッサージをしたときの肌への効果とは

お肌表面のごわつきをとりやすくしてお化粧水等の浸透率をよくする効果があります。

リンパマッサージにより老廃物を排出しやすくなりむくみ予防、デトックス効果などを得られます。

続ける事により徐々にお肌に透明感が生まれ若々しいお肌を保つ事が出来ると言われています。

 

元エステティシャンが伝授!セルフフェイシャルマッサージの方法

まずフェイシャルマッサージのタイミングはクレンジング、洗顔後にきれいなお肌と手で行います。

オイルの量はお好みですが、滑りが悪く感じたら足して下さい。

実際のエステでは大体15mlを使います。

手のひらにオイルをだしたら20秒くらい手のひらで人肌の温度に温めます。

まずオイルをお顔のおでこ・おはな・両ほほ・あごの5点に置きます。中指、薬指を使いあご下から、頬やおでことお顔全体にオイルを伸ばします。

1.両手をグーにして、あご下から耳下まで(二重あご・たるみ予防)引き上げます。

2.親指以外の4本でお顔を包み上げる様にほほを引き上げます。(ほほの引き上げ、老廃物デトックス)

3.目をつぶり目頭・こめかみをギュっとつぼをおし、最後に中指。薬指をそっと閉じた間の上におきます。

(眼精疲労・リラックス効果)

4.おでこに指を滑らせて中心から3円を描きながらこめかみへ。(おでこのひきあげ)

5.耳下から鎖骨まで優しくなで下ろします。(老廃物は鎖骨でろ過されると言われていますので、そこに老廃物を流す様にします。)

マッサージの際の力加減はお肌の老廃物はお風呂に入ったときにお肌をなでるくらいの優しい摩擦でながれると言われています。

強い摩擦は逆にたるみやシミの原因となってしまいますので、優しくなでる様に行いましょう。

その後、肌表面に余ったオイルは気になる様でしたらティッシュを優しく押さえてオフし、お化粧水など普段のお手入れを行います。

1工程の回数は3〜5、普段行うのに無理のない回数で行うとよいかと思います。

最近はいろいろなブランドからピュアオイルが販売されています。

その中でもキャリアオイル、ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなどは肌への馴染みが良く質感もべたべたしていないので、初めての方にはとても使い始め易いかと思います。

たった数分のオイルマッサージでも続ける事で確実にお肌は変わっていきます。

またご自身の素肌に毎日触れる事で、今日のお肌について些細な気付きも得られ、より自分の肌あったスキンケアを見つける事ができます。

是非毎日の美容習慣にセルフフェイシャルマッサージを上手に取り入れて、1歩進んだ美肌ケアができるといいですね。

 

オーガニック・無添加オイル

オイルの中でもビタミンEが豊富で肌に優しいアーモンドオイルです。柔らかで、きめの細かい肌に導いてくれます。

 

 

【エコサート&コスモスオーガニック認証】

オイルの中でも低刺激で顔やお肌に使い易いといわれているホホバオイルを低温圧搾法により抽出された未精製の商品です。

世界基準の有機認証機関であるCOSMETICS ECOCERTを習得しているところも安心出来るポイントです。

お顔だけでなく、頭皮のマッサージや赤ちゃんの保湿ケア等幅広く使用出来るので便利です。

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