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以前、化粧品に含まれる添加物のお話しをしましたが、今回はママのヘアケアに注目したいと思います。

髪は死んだ細胞が集まったものなので、添加物の影響を受けないのでは?

と思いがちですが、頭皮から吸収する恐れがあるのでヘアケア用品もなるべくオーガニック・無添加を選びたいところですね。

 

頭皮の経皮吸収とは

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口から入ったもの(経口吸収)は9割ほど体の外へ排出され、皮膚から入ったもの(経皮吸収)は9割が体内に蓄積されると言われています。皮膚に触れたものが全て体の中に入るのではなく、界面活性剤はじめ分子の大きさが皮膚を作っているものよりも細かい科学物産であると通り抜けてしまうのです。肌の角質層より深いところへ届く粒子の細かい成分が開発されてきているので、安全な原材料なのかどうかを判断することが大切です。

頭皮は腕や足などの皮膚より3倍以上経皮吸収しやすく、女性のデリケートゾーンは40倍近いとも言われているのでヘアケアやデリケートゾーンケアだけは少し価格は高くなっても安心安全なものを使用したくなりますね!

食べ物で無添加やオーガニックを気にしている方は、皮膚から吸収される添加物にも目を向けて一緒に気を付けるといいですね。

 

シャンプーに含まれる危険な添加物とは?

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化粧品に含まれる添加物でお話しした

・パラベン

・界面活性剤

・鉱物油

・人工着色料

・人工香料

・酸化防止剤

のほかにシャンプー特有のシリコンとサルフェートにも気を付けたいところです。

シリコンとは?

ヘアケアの話をする際に一番よく耳にするのがシリコン。髪のキューティクルを保護(コーティング)して艶を出したりサラサラにしてくれますが、頭皮につくと毛穴を防いで呼吸できない肌は健康的な状態ではないので痒みや抜け毛の原因にもなります。

ただ、髪がギシギシするのもヘアセットに手間がかかりますし、シャンプーはノンシリコンにして、コンディショナーは妥協して頭皮につけないように毛先を中心に使用するなど工夫してもいいかもしれません。最近では植物オイルの力を利用してサラ艶髪を作ってくれる嬉しい無添加商品も出てきているので自分の髪に合うものを探すこともオススメします。

サルフェートとは?

SLS(ラウリル硫酸)/SLES(ラウレス硫酸)など泡立ちを良くするために用いられていることが多いでが少し刺激が強いので肌が弱い方は荒れてしまう原因にもなり得ます。歯磨き粉もそうですが、泡立ちがいいと洗った気分になりますが、丁寧に汚れを落とそうとするかが一番大事であって、最近は泡立たない洗顔料なども増えてきましたよね。シャンプーなどで耳にする「サルフェートフリー」は「硫酸(りゅうさん)系化合物」が不使用という意味です。

人によって反応は様々ですが、石油系界面活性剤のラウリル硫酸〜やラウレス硫酸〜やスルホン酸〜などより、ラウロイル〜やココイル〜など「アミノ酸系界面活性剤」の洗浄成分が低刺激とも言われ、シャンプーのメーカーによっても洗浄力の強度は違うので自分の肌の強さなども考慮しながら洗濯しましょう。

 

おススメのヘアケア商品

・私の部屋 ヘチマシャンプー

植物由来の石鹸シャンプーです。石鹸系は数か月慣れるまで時間がかかると言われていますが、成分をかんがえると横文字が沢山並ばずに安心なので頭皮や髪に合うか試してみるといいです。

 

 

・ネオナチュラル シャンプートライアルセット

 

・ネオナチュラル ピュアハニーソープ

 

・ネオナチュラル かぼすのリンス

 

 

最後に

髪は女性の命ですし、美しい髪は服装以上にその人の生活も映し出しているとも言われますよね。一緒にお風呂に入るのであればママだけでなく子供にとっても安心安全なヘアケアを商品選びながら、自分の髪質に合うベストなものを見つけましょう。経皮吸収は体内への吸収率の高さから本当に気をつけたいところですね!