呼吸、できていますか?
無添加・オーガニックライフを心がけているかたは「健康」に対する意識が高いと思います。
外から摂るものに拘るのはとても大切なことですが、ご自身の内側をしっかり見つめなおしたことはありますか?
特に、ママになると自分自身に目を向ける時間が減ると思います。
忙しいからこそ、一歩立ち止まる時間が必要なのではないでしょうか?
人は生きていくために、呼吸をすることが不可欠ですので、24時間365日誰もが息を吸い吐くという作業を行っています。
呼吸にはとても浅いものから目いっぱい吸って吐く深呼吸もありますが、日々、ストレスにさらされている方は、自然に呼吸が浅くなってしまう傾向があります。
ふと考えてみると、深呼吸なんて何年もしていないという方も多いと思いますが、これを機に少し意識していただけたら、と思います。
「気」とは?
東洋医学では「気」「血」「水」というもので人の生命活動は支えられていると考えています。
今回は「気」について少しご説明します。「気」が付く言葉、いくつ思いつきますか?
「元気」「やる気」「気持ち」「根気」など「気」が付く言葉はたくさんありますが、それだけ気の作用とは多岐にわたるということです。
歩く、話すなどのすべての動作・行動には気がかかわっており、体温の維持、風邪の要因になるものの侵入を防ぐ、血を作り出す、など、全身の生命活動のための様々な機能を持っています。
つまり気が減るとこれらの全身活動が鈍くなってしまいます。
一番大きな弊害は、疲れやすくなること、つまり「元気」がなくなるということですね。
肺は呼吸をつかさどる
さて次は肺について考えてみましょう。
西洋医学でいうと、肺の機能は呼吸器のみです。
しかし東洋医学で考える「肺」は様々な機能があり、「鼻」「皮膚」「大腸」とつながっていると考えられています。
肺の機能は、例えば、
・肺は一身の気をつかさどる
・肺は先発と粛降をつかさどる
・肺は皮毛に合す
などです。
簡単に説明すると、肺は呼吸をすることで綺麗な空気を吸い込み気を作り出りだし、汚い空気を外に出し、全身に気をめぐらせて生命活動を支えています。
これが「肺は一身の気をつかさどる」です。
また肺は、気を全身に送り込むことで、皮膚は常にみずみずしく、不要となった水液を膀胱におろす作用がありますが、これが滞るとむくみや疲れやすいなどの症状があらわれます。
これが「肺は先発と粛降をつかさどる」ということです。
そして、気の作用で皮膚は潤っていますが、これが妨げられると、風邪の要因となるものが皮膚から入ってくるため風邪をひきやすくなったり、皮膚のかゆみや乾燥などの症状があらわれます。
これが「肺は被毛に合す」ということです。
ぜんそくの方はアレルギー性皮膚炎を持っている方が多いと言われていますが、これは、東洋医学によると肺の機能が落ちていることにより、気が回らなくなってしまったため、皮膚に症状が出たと考えることができます。
いっぱい「気」を作り出しましょう
以上のことから、しっかりと呼吸をすることは非常に大切です。
いつでもいいので、一日に一回、深呼吸を8回やってみてください。
肺やその周辺の筋肉が固くなっていると思うので、最初は痛く感じるかもしれませんが、コリを取っている、という意識をしながら呼吸すると、だんだんその痛みも変化してくるはずです。
また気を巡らせる食材というものも存在します。
それは穀類・イモ類・豆類です。
炭水化物はダイエットのために避けたい方もいると思いますが、何よりも体を動かすエネルギー源になってくれますので、是非食べる習慣をつけていただきたいです。
お米ももちろんお勧めですが、女性にはイソフラボンがたくさん含まれている大豆もお勧めです!
きなこを豆乳に混ぜれば、ダブルで大豆を摂取できます!
もちろん選ぶ際はオーガニックにしてくださいね。
漢方食材でいうと、棗や高麗人参がオススメです。
気を作り出す食材を体に入れ、そして呼吸を通して気を作り出し、元気に毎日過ごしましょう!
気を作り出すオススメ商品
・有機きな粉
バナナと豆乳に混ぜてスムージーにしたり、ヨーグルトにかけても!
オーサワの国内産有機きな粉(100g)【オーサワジャパン】
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・マルサンアイ 有機豆乳無調整
すっきり飲みやすく、お子さんにもオススメ
マルサン有機無調整豆乳パック1000ml×6マルサンアイ
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