赤ちゃんの肌は大人に比べて薄く、バリア機能も弱いので外気やオムツなどによるダメージを受けやすくデリケートです。
また、生まれたての頃に比べて生後2,3か月から皮脂量が減少し、乾燥しやすくなってきます。乳児湿疹などもこのころから出てくる赤ちゃんが多いです。
乾燥することで肌細胞を傷つけてしまう、最近は口からではなくアレルギーは皮膚からなってしまうことが多いと言われるようになってきているので、保湿してプロテクトしてあげたいですよね。
ローションかオイルか、その違いは?
まずローションとオイルの役割の違いは、ローションは水分を肌に補ってくれ、オイルは肌の水分の蒸発を防いで外部からの刺激からも守ってくれるということです。それぞれの良いところは、ローションは伸びが良く動き回る赤ちゃんへも塗りやすい、オイルは汚れ落としにも使えたりベビーマッサージに利用してママとのコミュニケーションにも使えるなどが挙げられます。
ローションの中でも、さらさらしている「液体タイプ」のものや、「ジェルタイプ」、ミルクタイプの「乳液タイプ」と種類は様々です。べとべとしたくない夏場はサラッとしたローションタイプ、冬場はしっかりとオイルで寒気から乾燥を防ぐなど時期によって使い分けても良いですね。
商品の選び方
合成香料や合成着色料はじめ、パラベンなどの防腐剤、BGなどの合成界面活性剤なども赤ちゃんにとっては大人よりもその刺激を考えて無添加のものを選択してあげたいです。
石油系原料のワセリンなどもコスパが良く成分も安定しているので赤ちゃん用品にも多く見受けられますが、固形タイプでお探しでしたらシアバターなど植物性のタイプに代替することもできますね。
参考記事)「無添加化粧品とは?化粧品に含まれる最も危険な添加物7選」
おススメの無添加ベビーローション、ベビーオイル
・マミーウォーター【無添加ベビーローション】
水とグリセリン、アロエ葉肉やハコベなど16種の植物エキスのみで作られたローション。簡単に腐りはしませんが保存料が入っていない分暑い時は冷蔵庫で保管したりワンシーズンで使い切るなど工夫しましょう。
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・neobaby ベビーローション,オイル
ローションやオイルに比べてしっとりしたモイスチャータイプは乳化剤や合成界面活性剤が使われていることがネックですが、neobabyさんのローションはなんと植物エキスと植物オイルが2層に分かれていて、使う前に振って乳化させて乳液タイプのようなしっとり感を実現させています。COSMOSオーガニック認証獲得で原料植物や製造の信頼も高いです。
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・WELEDA カレンドラ ベビーオイル
オーガニックやバイオダイナミックで育てられたゴマ油、アーモンド油などの植物のオイルとカレンドラの花のエキスでできたベビーオイル。
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まとめ
無添加化粧品に使われる保湿力を高めてくれる「グリセリン」や「ヒアルロン酸」、「セラミド」、酸化防止剤になる「トコフェロール(ビタミンE)」などは、手作り化粧品でもよく使われる原料であり、刺激が強いものではなく副作用も見うけられないので安全だと言われています。
グリセリンの中でも合成グリセリンと植物性グリセリンがあったり、さらに無添加の中でも全く人工的な成分が欲しくないという方は、例えば蒸留しただけのローズウォーターやヘチマ水などの植物由来のウォーター、抽出したのみの100%カレンドラオイルやアルガンオイル、シアバターなどの植物オイルなどをこまめに用いてあげてもいいでしょう。
香りの中には乳幼児には刺激が強いものがあるのでベビー用品として販売してないものは購入時にスタッフに聞いたりママ自身で調べることが必須です。