よく中華料理のデザートに入っているのを見ますが、ご自身で買ったことはありますか?

ここ数年で、ゴジベリーという名でスーパーフードとして海外セレブが好んで食べるようになり、だんだん日本にも広まってきましたが、まだ手を出すほどの興味はわかない、という方も多いと思います。

しかし、私が毎日食べて体感したのですが、クコの実は、ただのナッツではない!(実はクコは木の実なのです)

私は元々とても体温が低かったのですが、毎日20粒位食べる生活を続けていたら、数か月で体温が上がったのです。

この変化には驚きでした。

そもそもクコの実って何でしょう?

クコの実とは、東アジア原産のナス科の果実で、中国では、3~4千年前から、漢方薬や民間薬として用いられていたそうです。

今でも、薬膳料理には欠かせない食材として多用されています。クコの木は余すところなく生薬として使えるそうで、果実は拘杞子、根は地骨皮、葉は拘杞葉と言って、それぞれ生薬として重宝されています。

 

クコって栄養学的にはどうなの?

小さな粒ですが、たくさんの栄養素が含まれています。

鉄分、ルチンやビタミンC、ビタミンB群やビタミンP、βカロテン、グルタミン酸、タンニン、ゼアキサンチンなどなど、挙げきれないほどの栄養素を含んでいます。

中でもルチン抗酸化作用を持っているため、アンチエイジング力が強いと言われていますので、この作用がスーパーフードとして人気が出たのですね。

またルチンはビタミンCと合わさることで、毛細血管を強くしてくれ、コラーゲン生成を促進してくれるので、冷え性対策や美白美肌に良いそうです。

そして、βカロテンやゼアキサンチンは、視力低下目の病気予防などに有効だと言われており、最近ではクコの実は「飲む目薬」と言われているほどです。

産後は視力が低下しやすいとも言われていますので試してみる価値はあるかもしれません。

 

東洋医学的にクコを知ろう

滋補肝腎・明白…頭のふらつき・めまい・視力減退・風に当たると涙が出る・腰や膝がだるく無力などの症状に他の生薬と合わせたりして用いると良いと言われています。

肝は目とつながっているので、肝を補うことにより、目を養い、腎は生命の源である精を蓄えていますので、腎を補うことにより、身体のだるさや無力感を軽減するということです。(ここでいう肝や腎は中医学の考え方ですので、イコール肝臓・腎臓とは考えないでくださいね)

科学の力による分析と、何千年も前から伝わる考え方が一致している部分がありますよね。このようなところが東洋医学の偉大さだな、と思います!

 

おすすめのクコの実

忙しい日々だからこそ、楽に健康になりたいですよね。

ぜひ1日10~20粒ほど食べてみてください。きっと何か変化があるはずです。

ただ、クコって大きさも硬さも質も千差万別なのです。

洗わずにそのまま食べますし、毎日召し上がっていただきたいので選ぶ際はぜひオーガニックのもので。

・サンフード オーガニックゴジベリー(クコの実)

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・有機クコジュース

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